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株初心者がデイトレードを始める時は慎重に

日経平均株価は1989年末に4万円近くまで上昇したのち、数年に渡って下落が続きました、1990年代半ばに入り下落トレンドは一段落しましたが、2000年春にITバブルの崩壊が起き、2003年まで再び長く下落が続きました。
しかし2003年春に、広くいえば1990年1月から続いていたともいえる下降トレンドも底を打ち、一転して4年以上の長期的な上昇トレンドが続く状態となりました。
この2000年代半ばというのは、店舗を持たないネット証券がどんどん設立されていた頃とかぶり、様々な投資成功談がメディアで踊ったことも影響して、各社が大きく口座数を伸ばすことに成功しました。
そして、2003年からひたすら日経平均株価が上がったり、特定の企業の株価が上がったりしていたため、株初心者でも意外と簡単に資産を増やせる状態が続いていました。

その中でも、注目を集めていたのが「株は投資信託と違って一日の中で何度も売り買いできる」という仕組みに目をつけてデイトレード、いわゆるデイトレにて稼ぎまくっていた株初心者です。
ただし、デイトレーダーの中には取引方法など株の知識の理解度は高いものの、経済の仕組みに関する知識に関しては精通していない人が大半でした。
また、人類の長い歴史の中で起こってきた、これまでの国内・海外での株価暴落の背景やその後の回復までの道のりなどを勉強して理解していなかった人も多くいたようです。
株式投資には慎重な姿勢が大事であるものの、デイトレで勝ちまくった人たちの中には、自身の投資センスを過信してしまった人が多くいました。

しかし、2003年から2007年までデイトレで成功できた人が多かったのは結局、平均株価が底値からひたすら上昇(回復)する過程であったからにすぎない部分が多くあります。
そんな中、2007年にサブプライム問題が表面化し、2008年にリーマンショックが起きました。
経済の事は勉強せずに投資を始めて、米経済の問題のことなど日本には関係ないのですぐに収まると思っていた人たちは、損切りのタイミングを逃し、大きな損害を受けました。
こういった例を考えましても、株価と国内・海外の経済の連動性、または大暴落の要因が根深い場合は早いうちに損切りするしかない事を知らずに短期投資するのは大変危険です。
そのため、どうしても株初心者が長期投資と併せて短期売買も行いたい場合は、あくまで少額に留めるなど慎重な姿勢が大事です。

デイトレで失敗した人の理由を知っておく

個人投資家が失敗した体験談をよく聞くと、やはり初心者や完璧主義者には難易度が高いと言われる「損切り」という事が出来なかったことが失敗の要因であるケースが目立ちます。
そのため、世界経済に何か極めて大きな問題が発生した場合は、長引く可能性が大いにあるので、損切りして投資から撤退し、副収入を求めるなら別の分野で稼ぐ姿勢をとることが大事です。

2003年に日経平均株価が底を打ち、2007年まで長期に渡って上昇トレンドが続いた時期にネット証券で口座を開設してデイトレで稼ぎまくっていた人がたくさんいます。
そんな人たちがのちに語った体験談の中でも目立つのが、デイトレがうまく行き過ぎたため過信して会社を辞めてデイトレを本業にしてしまった人たちの話です。
そういった人たちは、あとあと考えてみると、あまりに低い底値から各社の株価が回復していく過程だったため、それが背景となって運よく稼げていただけと気づくことになります。
そして、会社を辞めるような愚かなことをしなかった人達は、最高の損切りのタイミングを逃したとしても、それなりの損失で済んでいた人が多くいたと考えられています。
しかし、会社を辞めて投資だけで生活する暮らしにしてしまった個人投資家は、基本的な安定収入がなくなって心に余裕がなくなり、パニックに陥りやすくなります。

そんな中でも投資を本業にしてしまった以上、毎日何もせずに過ごすわけにもいきません。
そのため悪い相場環境の中でも信用取引やFXに手を出して借金地獄に陥った人や自殺してしまったようなケースもあります。

しかし、投資というのは本来、経済のことを深く知らない個人が参加する際は上昇トレンドの時だけ参加し、長期的な下降トレンドに入ったと思ったならば損切りして撤退するのがセオリーです。
また、世界の様々な歴史や投資の世界の歴史、どんな問題が発生すると恐慌に陥りやすいかなど投資を有利に進めるためにあらゆることを毎日勉強し続けるような姿勢も重要です。
決して、経済の事を何も知らない初心者がプロのデイトレーダーに転身し、どんな相場環境においても毎日朝から夕方まで売買する作業を仕事にする、ということはあってはなりません。